2026/08/10 09:50




こんにちは、ごきげんマダムです。

朝から蝉が元気です。

元気すぎます。

こちらはまだ寝ぼけているというのに、蝉だけは朝からフルスロットル。


私は冷たいお水を一杯いただいて、いつもの場所へ。

テラヘルツメーターの青い面に、両足をそっと乗せます。

これが、最近の私の朝の習慣。



足裏をあずけながら、今日の予定をぼんやり考えるのです。

「さて、今日はどうしましょう。」


窓の外は、すでに夏。

カーテンを開けると、爽やかな朝の風……ではなく、

熱気。

閉めました。

すぐに。


お気に入りの紅茶をひと口いただきながら、私は考えました。

暑い。

とにかく暑い。

でも――


暑いからって、一日を諦めるのはやめよう。



暑い日の予定ほど、朝に決める

夏の午後に外へ出るのは、なかなかの覚悟が必要です。


メイクは崩れる。

髪は膨らむ。

汗は出る。

そして何より、

「私、何のために外へ出たのかしら?」

という気持ちになる。


ですから私は考えました。

暑くなる前に、やりたいことをやってしまえばいい。


そこでクローゼットを開けました。

目に入ったのは、先日買ったばかりの、あの帽子。

大きなつば。

上品なリボン。

鏡の前でかぶってみます。

……。


素敵。

これはもう、外へ出るしかありません。

帽子が私を呼んでいます。



ただし、問題がひとつ。

この日の気温。

朝から、かなりのものです。


帽子をかぶる。

日傘を持つ。

サングラスをかける。

さらに首元を冷やすための冷感タオル。

準備は万端。


鏡を見ると、

「避暑地へ向かう優雅なマダム」

……のつもりが、

どう見ても、


「完全武装した人」。


まあ、いいでしょう。

おしゃれとは、

時に戦いです。



いざ、出発!

玄関を出て、三歩。

暑い。

五歩。

暑い。

七歩。

ものすごく暑い。


私は立ち止まりました。

日傘の下から空を見上げます。

青い。

雲ひとつない。

太陽が、

「どう? 私、本気出してるでしょう?」

と言っているようです。


私は負けません。

「こちらも本気です。」


帽子のつばを少し持ち上げ、

颯爽と歩き出しました。

……五分後。

カフェに入りました。



人間、無理はしない

冷たいお水を一気に飲み、

冷房の風を感じながら、私は思いました。

「避暑地、最高。」


主人がいたら、

「家の冷房でよかったんじゃない?」

と言われそうです。


でも、違うのです。

家の冷房と、

「暑い日に出かけて、涼しい場所へ逃げ込んだ時の冷房」

は、味が違います。

これはもう、

ご褒美です。



冷たいアイスティーを飲みながら、

「今日もよく頑張ったわ、私。」

と自分を褒めました。


まだ家を出てから、30分しか経っていませんけれど。

いいのです。

自分への労いは、早いくらいでちょうどいい。



今日のごきげんスイッチ

暑い夏。

無理をする必要はありません。


出かけたくなければ、出かけなくていい。

家で涼しく過ごすのも、立派な夏の楽しみ。


でも、

「暑いから何もできない」

と決めつける必要もないのです。


朝の涼しいうちに少し動いて、

あとは涼しい場所で休む。

冷たいものを食べる。

好きな服を着る。

お気に入りの帽子をかぶる。

そして、疲れたらさっさと帰る。


これでいいのです。

人生は根性論ではありませんから。



今日の研究結果

夏を楽しむコツは、

暑さに勝つことではありません。

暑さと、

うまく付き合うこと。

そして何より、

自分の機嫌を自分でとること。


私は今日、

帽子をかぶって出かけました。

カフェで涼みました。

アイスティーを飲みました。

そして帰宅しました。

たったそれだけ。


でも、

「暑いから何もしたくない。」

で終わった一日より、

ずっと楽しかった。


朝、テラヘルツメーターの青い面に足裏をあずけながら、

「今日はどうしましょう。」

と考えたときには、まさかこんな一日になるとは思っていませんでしたけれど。

人生なんて、案外そんなものです。


さて。

明日はどうしましょう。

海へ行くかもしれません。

ホテルのプールかもしれません。

あるいは、

一日中エアコンの効いた部屋でゴロゴロするかもしれません。

……最後の可能性が、

かなり高そうですけれど。


それでは皆さま。

暑さに負けず、

でも暑さと戦いすぎず。

今日も、自分のごきげんスイッチを、そっと押してまいりましょう。



🌻 ごきげんマダムの今日のひとこと

「暑さに勝とうなんて、最初から思っていません。涼しいところへ逃げるのが、私の勝ちです。」