2026/07/30 09:55
こんにちは、ごきげんマダムです。
朝、窓を開けると、まだ少しひんやりした風が入ってきました。
夏の朝は、空気がまだ暑くなる前の、ほんの短い時間が好きです。
お気に入りの紅茶をいれて、足裏にテラヘルツメーターをあてながら、ぼんやりと今日の予定を考えます。
さて、今日は何をしようかしら。
そう思ったところで、主人が言いました。
「今日は休みだから、家でゆっくりしよう。」
……。
なるほど。
そういう休日ですか。
「ゆっくり」の意味が違う
主人にとっての「ゆっくり」は、
新聞を読む。
テレビを見る。
昼寝をする。
そして、また新聞を読む。
これで一日が完成するようです。
一方、私にとっての「ゆっくり」は、
ホテルのアフタヌーンティー。
美術館。
お買い物。
季節のお料理。
できれば、その間に美味しいケーキ。
つまり、主人の「何もしない」と、私の「ゆっくり」は、どうやら別の言葉のようです。
休日の朝、事件は起きました
主人がソファで新聞を広げています。
私はその前を、ゆっくり通り過ぎました。
一度。
二度。
三度。
主人が新聞の上からこちらを見ます。
「どうしたの?」
「別に。」
「何か用事?」
「ないわ。」
「じゃあ、なんで何度も通るの?」
私は少し考えて答えました。
「あなたがあまりにも休日を満喫しているから、私も何かしたくなったの。」
主人は新聞をたたみました。
「じゃあ、どこか行く?」
……。
その一言を待っていたのです。
休日は、ひとりで過ごさなくてもいい
結局、主人と二人で近くの街へ出かけました。
特別な場所ではありません。
ただ、ゆっくり歩いて、
気になったお店をのぞいて、
お昼を食べて、
帰りにアイスクリームを買いました。
主人はバニラ。
私は季節限定の桃。
「また桃?」
主人が言いました。
「好きなのよ。」
「ホテルでも桃だったよね。」
「好きなものは、何度食べてもいいの。」
主人は何も言いませんでした。
でも、少し笑っていました。
今日のごきげんスイッチ
帰宅して、いつものようにソファへ。
歩き疲れた足裏にテラヘルツメーターをあてながら、今日一日を思い返します。
朝は「今日は何をしようかしら」と思っていたのに、
気がつけば、主人と一緒に出かけていました。
ひとりで過ごす休日も好き。
自分の好きなことをする時間も好き。
でも、隣にいる人と、
「今日は楽しかったね。」
と話せる時間も、やっぱりいいものです。
主人が隣で言いました。
「今日はゆっくりできたね。」
私は少し考えてから答えました。
「ええ。あなたの言う“ゆっくり”とは、少し違ったけれど。」
主人は笑いました。
私も笑いました。

今日の研究結果
休日の過ごし方は、人それぞれ。
家で静かに過ごすのもいい。
外へ出て、あちこち歩き回るのもいい。
大切なのは、
自分がごきげんでいられる時間を、ちゃんと持つこと。
そして、たまには誰かの「ゆっくり」に付き合ってみること。
案外、悪くないかもしれません。
……ただし。
次の休日は、私の行きたい場所へ行く予定です。
主人には、まだ伝えていません。
でも、たぶん大丈夫。
長年連れ添った夫婦というものは、
言わなくても、なんとなく分かるものですから。
それでは皆さま。
今日も、自分のごきげんスイッチを、そっと押して。
また次回の「ごきげんマダムのごきげん研究」でお会いしましょう。
ごきげんマダムの今日のひとこと
「休日は、誰と過ごすかより、どちらの“ゆっくり”にするかが問題です。」