2026/07/22 10:16


こんにちは、ごきげんマダムです。

先日、夏のバーゲンで連れて帰ってきたワンピース。

「今日は見るだけ。」

と言って出かけた結果については、前回お話ししたとおりです。

もちろん、家に帰ったら終わりではありません。

ここからが本番です。


一人ファッションショー、開幕

新しい服というものは、不思議です。

袋に入っているだけでワクワクします。


私は急いで着替え、

姿見の前でくるり。

右を向いて、くるり。

左を向いて、また、くるり。

うん。

悪くありません。

いや、かなり悪くありません。


そこで主人を呼びました。

「ちょっと来てくださる?」


主人という名の審査員

新聞を読んでいた主人が、ゆっくり顔を上げます。


「どう?」

私はモデルさんのように一回転。

主人は私を見て、一言。

「似合ってるよ。」

……以上です。



「それだけ?」

「うん。」

「どこが?」

「全部。」

「具体的には?」

主人は少し考えてから、

「ごきげんそうなところ。」

そう言って、また新聞に戻っていきました。


なんでしょう。

褒められたような。

はぐらかされたような。

でも、ちょっと嬉しい。

長年連れ添うというのは、こういうことなのかもしれません。


今日のごほうび時間

夕方になって、少し歩き疲れた足をソファへ伸ばしました。

足裏にテラヘルツメーターをあてながら、

今日のことを思い返します。



主人の「ごきげんそうなところ。」

あの一言が、じわじわ効いてきます。

若い頃は、

「きれい」とか、

「似合う」とか、

そんな言葉を期待していました。


でも今は、

「ごきげんそう。」

その一言の方が、ずっと嬉しい。


笑っている私を見て、

主人も少し笑っていました。

それだけで、今日は大成功です。


今日の研究結果

おしゃれは、自分のため。

でも、

「楽しそうだね。」

そう言ってくれる人がいると、もっと嬉しい。


今年の夏に買ったワンピースは、

きっと何年か経っても思い出します。

服のことより、

主人の、ちょっと照れくさそうな一言を。


さて。

次のバーゲンも、

「見るだけ。」

その予定で出かけようと思います。

主人は今、隣で笑っています。

たぶん、何も信じていません。


それでは皆さま。

また次回の「ごきげんマダムのごきげん研究」でお会いしましょう。


ごきげんマダムの今日のひとこと

「『似合う』より、『ごきげんそうだね』の方が、大人には効く日があります。」